チョークペイント®×CHALK PAINT™WAXいろいろ〈カラーワックス編①ダークワックス〉
鹿児島の小さな庭屋でアニースローン販売店のSANPOH/The Little Ladybirdです。
お問合せいただくことの多いチョークペイントワックス。
今回はカラーワックスについて綴ります。
チョークペイント®の作品づくりの基本は
好きな色のチョークペイント®+クリアーワックス
です。詳しくは一つ前のコラムを見てください^^。
ではカラーワックスの使い方、塗り方をご紹介します。
まずは①ダークワックスを使った例です。
パロマというカラーのチョークペイント®で塗ったフレーム。これは100円のお店に売ってある白い樹脂のフレームですがダークワックスを使って仕上げ、重厚感を出しました。凹凸のあるデザインにはピッタリの演出方法です。
塗り方は
(チョークペイント®+クリアーワックス)×ダークワックス
〇チョークペイントが乾いたらクリアーワックスでコートするのが基本
〇そこにさらにダークワックスで表情を加えます。
コツはクリアーワックスを塗り、布でその余分なワックスを拭いたらすぐに(乾く前に)ダークワックスをのせること。素材のデザインや、ブラシ跡の凹凸に茶色をひっかけるようなイメージです。
注意したいのは、白やパステルカラーなどは ×ダークワックス の効果で色味が変わってしまうこと。
それを考慮して
●大胆に汚したい場合は全体にダークワックスをのせ、布で拭きとります。
●色味まで変えたくないけど部分的な表現に使いたい、という場合は使用感などをイメージしながら狙った部分に少しずつダークワックスを置き、布で拭きとります。
そして最後にもう一度クリアーワックスをかけ布で拭き取ります。
→この作業で茶色く汚し過ぎた場合はダークワックスの層を拭き取り多少の調整をすることが可能です。
上のカップボードはスカンジナビアピンクとオールドホワイトを混ぜた淡いピンクでペイントしてあります。
チョークペイント®+クリアーワックスをしてさらに ×ダークワックス の効果で使い込んだような温かい風合いを出しました。
そしてまた、
ダークワックスを使ってブルーやブラックなどの暗い色により深みを出すこともできます。
★ここで整理しておきたいのは、ダークワックスを使う場合も基本はチョークペイント®+クリアーワックス。そしてそこにダークワックスを重ねるという事です。
チョークペイント®作品に直にダークワックスを塗ってしまうと、ただただ茶色くなり修正がききませんのでご注意ください!(もしやってしまった場合はダークワックスをアルコールスプレーなどで拭き取り、再度チョークペイント®を塗るところからやり直してください。)
いかがでしょうか^^これがダークワックスの使い方、塗り方です。
ちょっと自信がないな、という方はぜひストッキストワークショップビギナーコースにご参加ください!
日時はご相談に応じます。
基本のクリアーワックス、ダークワックスの使いこなしの他、2カラーのエイジング、クラック(ひび割れ)の表現などなど盛りだくさんの内容を伝授しております。
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次回はカラーワックス編②ブラックワックスの使い方・塗り方をご紹介いたします。
Happy Painting!
SANPOH
The Little Ladybirdやまぐち