鹿児島県 薩摩川内市 カフェガーデン
『お庭に家族の笑顔を増やしたい』
鹿児島出水の小さな庭屋SANPOH社の
お庭づくり記録「お庭のかたち、家族のかたち」
今回から3回にわたり、店舗ガーデン工事をご紹介します。
まず第1回目は、鹿児島県薩摩川内市入来町の緑に囲まれた場所にある
人気のカフェ as-set. さんです。
as-set.さんとの出会いは、お庭好きのお客さまからのご紹介です。
バラやお庭が大好きなオーナーさんからの最初のご相談は、
つるバラを這わすフェンスの作製でした。
まずは Before
今回は、アンティーク枕木と、アイアンバーを使ってフェンスを造作しました。
自然いっぱいの周りの環境にぴったりに仕上がりました。
After
ここで枕木に関するプチアドバイスを一つ。
枕木の自然な雰囲気がお好きな方はとても多いです。
お庭のご相談の中に、アンティーク枕木を使いたいとのご要望が多々あります。
もちろん、お庭の雰囲気づくりに私たちからもご提案したりします。
しかし、ある施行方法をしてしまうと数年後、後悔してしまうかもしれません。
それは、枕木をコンクリートで固めてしまう事です。
特にアンティーク枕木は、防虫成分が抜けてしまっている事も多く
後に腐ったり、シロアリがついてしまったりと必ず遣り替えを要する時期が来ます。
それを見越してお庭に使わないと、遣り替えのときに解体が非常に大変になってしまいます。
ですので、SANPOHではアンティーク枕木をお庭で使う際には少し深めに建て込み
土をしっかり叩いて、枕木がグラつかないようにして固定していきます。
こうする事で、数年後大変な解体作業がなくなり、朽ちた枕木本体を取り替えるだけで
よくなります。
また、数年後の遣り替えが嫌だと思われる方や、
駐車場の土間に埋め込みたい方には擬木の枕木がおすすめです。
擬木だからといって馬鹿にはできませんよ。
本物の雰囲気はしっかり残して耐久性にも優れています。
画像のように、枕木のナチュラルな雰囲気たっぷりです。
メンテナンスフリーをお望みの方にはぴったりですね。
as-set.さんのお庭のアンティーク枕木フェンス。
つるバラの木と一緒に優しくお客さまをお迎えしてくれています。
次回は、as-set.さんのお庭、第2期工事の様子をご紹介します。
ぜひこちらもお楽しみに。