くらし・手づくり・ガーデニング
『お庭に家族の笑顔を増やしたい』
鹿児島出水の小さなお庭屋さん、SANPOH社の「手づくり」研究室
研究ファイルNo.22 開花!(?)
10月にアネモネとラナンキュラスの球根を植えました。
2週間後くらいに少しずつ発芽し始め
日に日に葉っぱを増やしてきましたが
先日つぼみを持っているのを発見。
とうとう紫がかった鮮やかなピンクのお花が一つ咲きました。
時計もカレンダーも持っていないのに
すごいな。
毎日お日さまのことを一生懸命追いかけてきたんでしょうね。
先月、地元で高校時代の友人と
3年ぶりくらいに会いました。
密に連絡を取り合わなくても
なんとなく、お互いのくらしぶりを感じ合えるような
そんな関係をとても心地よく感じています。
たくさんの言葉も嬉しいけれど、
たまにかけてくれる「元気?」というひと声。
これだけで、もう十分!
そんな彼女と歩きながら
笑っちゃいました。
わたしたちの高校時代はモノクロの世界だったよね。
いつも両手に荷物を下げて、膝丈スカートに三つ折りのくるぶしソックス。
鉄板入りの鞄には毎日辞書が2~3冊・・・(笑)
そう、女子高生ではなく女学生という風でした。
今、通りを行く後輩の女学生を見かけると
「お疲れさまです!」と
立ち止まって頭を下げたくなっちゃいます。
重い荷物を持ち歩くのが癖になってしまったか・・・
この日も12~3㎏ほどの荷物を持って
懐かしい、わたしたちの庭をふらふらぶらりでした。
さて、
今日の研究はまたフェルト遊びにしました。
羊毛フェルトは女学生のころに見つけたんでした。
その時集めていた道具一式、嫁入りのお供に。
わたしの中でまた密かに開花中です。
材料
原毛(手芸店や百円のお店で集めてます)
用意したもの
チャック付ビニール袋、ペットボトル(蓋にキリなどで穴を開けじょうろにします)
中性洗剤(台所用洗剤やシャンプーなどを薄めたもの)
ぬるま湯
今回の研究テーマは『世界にたった一つのフェルトシートを作る』です(笑)
①まずペットボトルのふたにキリや目打ちで穴を数か所開けて
じょうろのように使えるようにしておきます。(おもちゃのじょうろなどでもいいです。)
②原毛をふんわりと取り分け
作りたい形をイメージしながら縦の層、次に横の層、とミルフィーユのように
4層くらい重ねます。
この時、わたしは色をミックスしてみました。
③チャック付のビニール袋の中にそっと②を入れます。
④ペットボトルに中性洗剤とぬるま湯を入れて穴あきのキャップを閉めたら
③の袋の中にそっと注ぎます。
⑤そうして袋の上から原毛のシートをこすります。
初めは優しく、様子を見てだんだん強く。
(ビニール袋に入れなくても、流しなどでそのまま作業できます。手が荒れてしまいますので
ゴムなどの手袋を使った方がいいです。)
⑥5分くらいこすったら袋から取り出します。
原毛同士が絡み合ったり、縮んだりして一回り小さくなっています。
わたしは下手くそで途中薄くなっている箇所がありました。
よし、もう一度原毛を重ねてみようかな!
今度は模様を作ろう!
④~⑥を繰り返し、最後はぬるま湯でしっかり洗剤を洗い流しました。
⑦形を整えて、乾かして、『世界にたった一つのフェルトシート』完成!
耳の部分がレースのようになっておもしろいです。
そういえば、いつか誰かさんにフェルトのパッチワークでマフラーを作ったんだけどな・・・
どこに行ったんだろう?
まぁ、いっか!
今回のフェルトシートは耳をそのまま残し、縁を糸でちくちく。
少し絞ってトレーにしてみました。
おまけに、娘がぬいぐるみから引きちぎって
「は。」と持ってきてくれた
鈴を縫い付けておきました。
今週もわたしたちを支えてくださったみなさま
ありがとうございました。
SANPOH
www.garden4everyone.com