ガーデニング・エクステリア・カフェ
『お庭に家族の笑顔を増やしたい』
鹿児島出水の小さなお庭屋さん、SANPOH社のオンライントークショー
4. 自分の庭を持つということ
山口 嵩明(以下T) 山口 ゆみ(以下Y)
Y:わたしたちが住んでいる出水もそうなんですが
ここ『walet』は自然に囲まれた土地にありますよね。
何もしなくても山があり広い空があり自然を感じることができるんですが
そんな中にあって「自分のお庭」というのは何なんでしょうね?
『walet』 加藤さま(以下K)
K:本当ですよね。
改めて考えてみると、庭があるってとっても特別ですよね。
贅沢なことですよね。
T:庭が無くても生活していくことはできますからね。
K:そうですよね。
何ていうんでしょう。わたしにとっては「自分のお部屋」なのかな?
自分が好きなようにできる特別な空間ですよね。
・・・言葉にできないですね。
この気持ちはお庭を持った人にしかわからないかも。
T:お庭を持って、加藤さんのように楽しんでいらっしゃる方にしかわからないのかも
しれませんね。
Y:想像したものをまとめておくスクラップブックやスケッチブックみたいなものですかね?
K:うん、うん。
小さくてもいいから、引っ越しても絶対欲しいと思いますよね。
なんなんだろう?
T:庭って何なんでしょうね(笑)?
作ることを仕事にしている僕たちも常にそう考えているんです。
でも僕はやっぱり住まう方に楽しんでもらえる庭を作りたいです。
だから本当に欲しい人が持てばいいと思うんです。
K:そうですね。
わたしはもともとお家の中が好きかもしれません。
外に出ていくよりも”お家の中のこと”が好きなんですよね。
想像も膨らみますよね。
お庭はその延長上にあるのかな?
Y:よくわかります。
お家のくらしの一部ですよね。
K:そうです。
外なんだけど、外じゃない。
休みの日、明日庭で何しようかな・・・?って考えますね。
すごく贅沢なのは、いつもお客さまに眺めていただく庭で
自分のためにクロスやお茶を用意して本を読んだり・・・。
家の中ではあるんですが、特別な開放感がありますね。
「また明日もがんばろう!」って思えます。
続きはまた来週。
お楽しみに。