ガーデニング・エクステリア・カフェ
『お庭に家族の笑顔を増やしたい』
鹿児島出水の小さなお庭屋さん、SANPOH社のオンライントークショー
今週から、西原村の近くのカフェで雑貨やさんでアクセサリーパーツや
ドアノブなどの珍しいパーツも豊富に扱っておられる
『walet』のオーナーさまとのお話をお送りします。
それではどうぞ。
1. 秘密は・・・『walet』ファミリーを見守るシンボルツリー
山口 嵩明(以下T) 山口 ゆみ(以下Y)
Y:加藤さん、今日は楽しみにしてきました。どうぞよろしくお願いいたします。
T:加藤さんと『walet』のお庭のお話を是非聞かせてください。
『walet』 加藤さま(以下K)
K:こちらこそ、でもお話しできることがあるかどうか・・・。
そういえば、芝生がうまく育たないんですよね・・・。
T:そうですか。日当たりと、風通しのバランスかもしれませんね。
でも、ここのお庭の雰囲気だと青々としたグラウンドのような芝生よりも
今のままの状態がとても似合っていると思いますけどね。
K:うちは犬と猫もバンバン乗っかって遊びますもん。
Y:そうなんですね。
わたしたち前からここのお庭を眺めて気になっていたんですよ。
お店の中も素敵だけど、お庭にも何か思いを持っていらっしゃるんじゃないかと。
K:ありがとうございます。
以前は熊本市内に住んでいたんですが、そこはお庭が小さくて
周辺の交通量も多くて。
わたしは昔から動物が大好きで特に犬を飼っていたんですが
母と「犬のために引っ越そう!」ということになって。
ここのケヤキの木がとっても気に入ってっここのお庭に決めたんです。
Y:そうだったんですね。
今この場所にいらっしゃるのはヴィヴィちゃん(『walet』の看板犬)とケヤキの木に
縁結びされたようなものなんですね。
K:そうなんです。
当時はもう一匹、そのお母さんワンちゃんがいて、この子たちのために
このケヤキのお庭に引っ越してきました。
T:このケヤキくらいの大きさの樹木を後から植えるとなると
リスクも大きくなりますし大変ですけど
もともとその地に生え育ったものをお庭に持つというのは理想ですよね。
堂々として本当にシンボルツリーという感じ。
それに落葉っていうのがいいですよね。
K:そうなんです。
落ち葉が落ちると本当にもう絨毯のようになってそれがすごく
気に入っているんです。
落ち葉が落ちてもすぐには掃除しないんですよ。
ぎっしり絨毯のようになっていくところをお客さまにも眺めてもらって
自分たちも楽しんで、葉っぱが全部落ち切ってからお掃除します。
T:大きい落葉の木を植えると掃除のことを気にされる方も多いですが
加藤さんのような感覚って素敵ですよね。
K:わたしはもともと島根県出身なんです。
島根って結構寒くて冬は毎年雪が積もるんです。
子どもの頃その雪景色がとても大好きでした。
雪が降ってるかもしれない、となると朝起きるのが楽しみで。
空気が違うんですよ。しーんと張り詰めるような。
この落ち葉の絨毯もそれに似ているかもしれませんね。
ほんとに楽しみで子どもの頃を思い出します。
Y:素敵ですね。
K:このケヤキの木だったら1本で十分立派な絨毯ができますね。
続きはまた来週。
どうぞお楽しみに。