ガーデン・エクステリア
まとめ
今回、8回にわたり村尾 隆介さんにお話を伺いました。
このインタビューを通して強く感じたことは、やはり都会と地方での
お庭に対してのギャップでした。
地方では、当たり前のように自宅にお庭があるということが都会で暮らしている
方々にとっては、とても羨ましい光景であるということ。
また、お庭を持つということが都会に住む方々にとって憧れであるということ。
お互いに、当たり前のことがすぐ近くの場所では当たり前ではないのです。
そんな都会の方にとっての憧れでもあるお庭を持つ地方に住む方々が、
直面している困り事は 「管理」 ではないかなと思います。
お庭だけではなく、自宅の敷地や建物など広い土地があればあるほどの悩みのような
気がします。
私たちSANPOHが、お手伝いさせていただいているガーデン・エクステリア。
中でもガーデンに関しては、 「管理の必要ないお庭」 という言葉を最近よく
耳にします。
お庭を持つということは、同時に生き物を育てるということだと思います。
樹木は、種から育ち何年という月日を経て立派な樹木に育ちます。
その月日を経ていくなかで、様々な表情を見せてくれます。
春は、新緑。夏は、緑。秋は、紅葉。冬は、葉のない枝ぶり。
その様々な表情を楽しむためにも、管理は必要不可欠になってきます。
私たちが、これから伝えて行かなければいけない事は悩み事でもある「管理」
をどのように楽しむか。という事です。
お庭づくりを楽しんでいると素敵な連鎖が生まれてきます。
ある方は、お庭を楽しむことで日頃のストレスから解消されいつお会いしても
素敵な対応でおもてなしをしてくれます。
年々、その方のお庭を訪れるお客さんは増え続ける一方です。
またある方のお庭は、お友達が帰省される際に自分のご実家に帰る前に
そのお宅に寄られて、癒されてご実家へと戻られるそうです。
お庭を楽しんでいると、不思議と周りの人たちも引き込まれていつの間にか
人と人をつないでくれる場にもなってきます。
「お庭の管理」とまとめてしまえば、少し硬いイメージになってしまいますが、
日々のお庭の楽しみの積み重ねが、最終的には「お庭の管理」につながります。
その楽しみ方を、私たちが皆さまにお伝えしていければと思っています。
そしてお庭を通して、笑顔が増え街が明るくなっていけばもっと素敵な未来が
待っているような気がします。
少しでも多くの方にとって、お庭が家族や友人との笑顔で触れ合える場になって欲しいと
心から願っています。
最後に、今回インタビューをさせて頂きました村尾 隆介さん本当にありがとうございました。