くらし・手づくり・お庭
『お庭に家族の笑顔を増やしたい』
鹿児島出水の小さなお庭屋さん、SANPOH社の「手づくり」研究室
研究ファイル№1「流木を使って」②
今回は流木を身近な生活の中に取り入れてみたいと思います。
流木そのもののかたちはとてもおもしろいので、
あまりあれこれ加工をしないほうが、私は好きだな、と思っています。
突っ張り棒などを利用しておられる方も多いと思います。
お手軽で、ある程度強度もあり便利です。
そこを、あえて流木を使ってみました。
流木の穏やかな表情と、自然なかたちは
お部屋の中を柔らかい雰囲気にしてくれます。
突っ張り棒のように自力で固定ができないので
ホームセンターなどにある虫ピンのようなものを使って
下から支えるお手伝いをしてあげています。
まっすぐではないところがいいです!
ワイヤーとピンチを引っ掛けて・・・
これはふきん掛け。
じめじめしたこの季節ですが、
煮沸消毒した真っ白ふきんがかかっていると
それだけで、気分がよくなります。
それからこちらは、
ピノキオの鼻のような鍵掛け。
「ただいま!」とドアを開けてそのまま鍵をどこかに置いて
後で探し回ることがあります。
そんな時、こんな愛嬌のある鍵掛けがあれば!
手づくりしましょう!
お部屋も片付きますし、何より、探し回る時間も節約したいものです。
これも流木の枝のかたちをそのまま活かしています。
不思議と引っ掛けることが楽しくなります。
やはり簡単!枝の太い部分をビス止めするだけです。
出来ればさりげない細めのビスがいいです。
もっと太い枝を使えば、コート掛けや建具の取っ手になります。
そしてこれは・・・
“流れ着いた板っきれ”を使った表札です。
アルファベットのプレートは雑貨屋さんで買い集めたものですが、
こういった“流れ着いた板っきれ”に張り付ければ、また一味オイシイ表札になります。
屋外で錆が気になる時は、定期的に鉄の部分にニスを塗ってあげるといいですよ。
梅雨が明けたら、また宝探しに出掛けると思います。
わたしたちの流木研究はまだまだ続きます。
来週は雨の日にお部屋の中でできる「手づくり」を
研究します。